yuibachanのブログ

100歳まで心は乙女を目指すばあさんの日記

男の子のおもちゃと女の子のおもちゃ 

男の子は車や電車を好み、女の子は人形やままごとを好むと思われています。男の子と女の子で遊び方やおもちゃにちがいがあるってことは、どういうことなのか、いつも疑問に思っていました。


生まれつきなのか、それとも周りの大人の働きかけによるものなのか。
電車で遊ぶと男らしい、人形で遊ぶと女らしいと考えられているので、そのような遊び方を周囲から促進されているから遊び方がちがってくるのかと。


おおげさに理屈っぽくいえば、
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」
というボーヴォワールの理論。
男女のおもちゃを区別することは、女になることと関係しているのかと。




ネットを検察していて心理学的なアプローチによる、ある報告を見つけました。
1歳の乳児に人の顔や車の映像を見せると男児は車を、女児は人の顔を見る時間が長かったそうです。ものへの興味の示し方に男女差があるということですね。
生まれつき、男の子は車とか電車のおもちゃを、女の子はぬいぐるみなど、柔らかいものを好む傾向がやはりあるのですね。


その報告をきいて、スッキリしました。それでも個人差というものがあるでしょうから、女の子でも車、男の子でもぬいぐるみ、ということもあると思います。
おもちゃ選びは、本人自身にチョイスさせるのがベストですね。






女の子のおもちゃ、おままごとセット。スイッチを入れると赤い炎がでてガスの音がします。



食材セットです。リアルによくできています。

芥川龍之介「河童」僕は生れたくはありません。

芥川龍之介の「河童」で、主人公が迷いこんだ河童の世界でのお話。


  
お産のとき、父親がお腹の赤ちゃんに尋ねます。「お前はこの世界へ生れて来るかどうか、よく考えた上で返事をしろ。」



「僕は生れたくはありません。第一僕のお父さんの遺伝は精神病だけでも大へんです。その上僕は河童的存在を悪いと信じていますから。」



河童の国では「生まれたくない」と答えれば、産まれなくてすむのです。赤ちゃんに産まれる、産まれないの選択肢のある河童の国がうらやましいです~~






長野県にある、かっぱばし。

傘がない

雨は降っていませんが、降りだしてきそうです。
昨日はよい天気で、洗濯と布団干しができて、よかったです。




トイレットペーパーの在庫がなくなってきました。
買いに行かなくてはなりません。
でも傘がない~



1本もないわけではなく
正確にいうと傘が1本しかない、です
これでは不安です。




立て続けに3本の傘をこわしてしまいました。
折り畳みの傘2本と、透明のビニール傘1本。
いずれも強風のため、こわれてしまいました。





強風につよい傘を買わなくてはと思います。
24本の骨組みの傘なんて、どうなんでしょう。
強風に強いと表示されていますが
骨が多いぶん、強いのでしょうか。



24本も骨があるのだから
がんばってくれると信じて
ネットで買うことに決めました。





とにかく梅雨入りする前に、傘を買わなくては~





乳がん手術後、7年生存しております

平成23年の九月、乳腺クリニックにて乳ガンと告知されました。62歳の時でした。
右の胸の上部が盛り上がっており、虫に刺されたとばかり思って、最初に行ったのが整形外科。そこで乳腺外来へ行くようにすすめられ、訪れたクリニックでガンと告知されました。



昔とちがって、今やガンはしっかり本人に告知されます。
主治医である院長は、私がガンであること、これほどのたちの悪いガンは見たことがないこと、進行がおそろしく早いガンであること、治療はぜったい失敗できない、ということを専門的なコトバもまじえて、説明してくださいました。



告知されたときの心境はといいますと、ショックでも絶望するでもなく、人ごとのように淡々と説明を聞いておりました。院長の脅しのようなたちの悪いガンという言葉の連発にもひるむことなくです。
せっかくガンになったのだから、ガンを楽しんでやろうと真っ先に思いました。
私がガンだと告げると、家族や友人たちは涙目になったりして、心配してくれました。本人はなんともないのにです。



さっそく医療用かつらを新調しました。自分がガンであるという経験が珍しくてたまらず、未知の経験への好奇心でいっぱいでした。もしかしたらその先に死がまっているかもしれないのにです。ほんとうにお気楽で、やっぱりバカなんですね、私って。
でもその根底にあったものは「自分は死なない」という絶対的な自信でした。




髪の毛が抜けてなくなると、かつらが頭に自然にフィットします。
どこにいっても、かつらとはわからない、にあうと褒められました。
今では同じかつらをかぶっても、かつらだとすぐにバレてしまいます。



かつらをかぶってはじめて診察にいったとき、ベッドに横になった瞬間、かつらが脱げてしまい、バラエティー番組状態でした。ああ~恥ずかし~
かつら初心者でかぶり方がまずかったのです。



抗がん剤の点滴は、専用の部屋で5~6人の患者さんか和になって座り、一斉に行われました。
毎週行くので顔見知りになった患者さんもいて、というよりいつも同じメンバーなので会話がはずみました。
「そのかつら、にあうね」「どこで買ったの」「私は再発よ」「胃にも転移してね」などと、自分の病状を語り合い、家族環境を面白おかしく話したり、修学旅行にでもいったように和気あいあいと語り合いました。再発とか胃への転移とか、深刻な病状の方もいらしたにもかかわらず、そこにいた患者さんはみんな明るかったです。



同じ病気の患者さんが集まるということは、よい結果につながっていたのではないかと思います。点滴しながら、ガン患者の会に参加しているようなものでしたから。落ち込む人も、がんばってる患者さんから、元気と勇気をもらえました。
患者さんには、若い方は40代から、80代の高齢の方もいらしゃいました。



こうしてガンになっても悲観せず、にこにこ顔でいたのがよかったのか、抗がん剤治療を終えたころには、私のガンは消えていました。〇〇さんと同じだね、消えたね、と主治医である院長先生に弾んだ声でいわれました。ガンが消えたことを喜んでいるのは自分より院長先生のように見えました。



それでも予定していた手術と1ヶ月にわたる放射線治療が行われ、私のガン治療が終わりました。


今は、半年ごとにマンモやエコー、肺のレントゲン撮影、血液検査などを行っております。今回の検査はコロナの感染がこわいので延期しております。
ガンに打ち勝っても、コロナでコロリでは目もあてられません。
みなさまも何卒、お気をつけくださいませ~






 神奈川県医療連携手帳(乳がん)

『アルジャーノンに花束を』山下智久と窪田正孝

窪田正孝さん主演の朝ドラ「エール」面白いですね。
彼の朝ドラ出演はこれで三回目。最初は「ゲゲゲの女房」で水木しげるのアシスタント役。かっこいい役者さんがいるなと思っていました。次は「花子とアン」ですけど、ちょっと彼の良さを生かす役ではない気がしました。



『アルジャーノンに花束を』が山下智久の主演、野島伸司脚本でドラマ化された時、山下の同僚役で窪田正孝が出演していました。彼の演技力は山下より高く評価され、彼が主演だったら、などという声まであがったほどです。



確かに彼が主演だったら、別の『アルジャーノンに花束を』が出来上がったかもしれません。2006年、関西テレビがこの原作をドラマ化したとき、主演のユースケ・サンタマリアの演技力も高く評価され、山下はユースケ・サンタマリアの演技とも比較されてプレッシャーもあったと思います。



野島伸司の脚本では、主人公を知能は低いけれどイケメンという設定でした。山下智久を意識した設定ですね。低い知能だった青年が手術によって高いIQを手に入れた時のカッコよさ、もともとがイケメンですから無敵でしたね。



知能があがるにつれて愛や憎しみを知り、再び知能がもとにもどるという、難易度の高い役でしたが、山下智久はよく演じていたと思います。放送前、難役に挑戦する山下の演技力を不安視する声もあったみたいですが。



『アルジャーノンに花束を』の主演を窪田正孝がつとめた方がいいのでは、という声もありましたが、私は逆に「エール」の主人公を山下智久が演じたら、どうなるだろうと思ったりします。全くちがった印象の朝ドラになり、けっこう、おもしろいかもしれません。


妻役が二階堂ふみさんなら、失敗しないでしょう。
山下智久、二階堂ふみ主演の「エール」見てみたいです。








「アルジャーノンに花束を」のロケ地の一つ、当時住んでいた綱島の家から5分の所にある鶴見川の土手です。ドラマは夜のシーンで東横線が走っていました。