猫可愛がり
鶴ヶ峰駅のそばにある八百屋のおばちゃんは、飼っている(?)猫をとても可愛がっているようです。
雨の寒い日、おばちゃんはレジ横で猫をダンボールに入れ、バスタオルにくるんだ猫ちゃんがダンボールから出ないよう見張りながらレジ打ちをしていました。
猫ちゃんが段ボールから出ようとすると、「出たら、ダメでしょう、寒いし、雨に濡れるでしょ」といっておばちゃんに叱られ、再びダンボールに入れられバスタオルをかけられてしまうのです。
猫可愛がり(溺愛する)ということばがありますが、猫ってそんなにかわいいのでしょうか?
のら猫にエサをやることを喜びにしている人がいます。町内にそんな人がいると、わりと迷惑がられ嫌われたりする場合が多いのですが、鶴見川でものら猫にエサをあげてる人をよくみかけます。
下の画像は、鶴見川の橋の下に住み着いている猫ちゃんたち。昼間はどこかに出かけていて夕方になると戻ってくるみたいです。たまに、おばちゃんがエサをあげているところに出くわすことがあります。
エサを与える器、たくさんあります。
猫ちゃんのお水。
猫可愛がりという言葉があるくらいですから、猫は格別に人に可愛いがられる魅力を持っているのかも知れませんね。
猫可愛がり
「いつも笑ってあたしを猫可愛がりに可愛がっていらっしゃる。あんな優しいお・・・」
太宰治「冬の花火 」より
「て居ても母親のそばで猫可愛がりにされつけて居たお君には、晦日におてっぱ・・・」
宮本百合子「栄蔵の死 」より
橋の下ではなく、土手にいた別の猫ちゃん
画像の猫ちゃんの他にも、草むらから隠れて出てこない猫ちゃんもいました。
猫可愛がりされている猫ちゃんもいますが、ここの猫ちゃんたちは子猫の時に捨てられたのでしょうか? じっと見ていると可哀想で、この猫たちにエサをあげる人の気持ちがわかります。