都筑民家園 ひな祭りウィーク2024 その➁
民家園ひな祭ウィーク①の続きです。
貝雛と貝雛ブローチか販売されていましたが、完売でした。
庭から見た室内
いよいよ主役のお雛様ですが、年代物から手作りの品までたくさんの雛人形が展示されていました。
通常、会場となった古民家は自由に室内を見学できるのですが、ひな祭ウィーク中は室内に上がれず、土間と庭から見学しました。
3月3日は最終日であったこともあり、午前中は混み合っていたようです。午後からで出かけて正解でした。
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江戸時代創業の京都の丸平大木人形のもの。
大正時代に作られた貴重なお雛様だそうです。
男雛のお顔、優しい表情をしていますね。
女雛のこの顔が平安の美女なのでしょう。
官女
官女
日本古来の伝統工芸品である土雛人形。
日本の三大土人形は長崎の古賀人形、京都の伏見人形、仙台の堤人形だそうです。
長崎の古賀人形。西洋人や中国人をモデルにしたものもあり、異国情緒豊かな長崎の文化を感じさせますね。
仙台の堤人形。仙台藩の豊かな粘土資源を活用し、産業発展と生活の安定のため、仙台藩が足軽に作らせたことがはじまり。東北全体の土人形、張り子人形に多大な影響を与えたそうです。
京都の伏見人形。旅人や商人、参勤交代行列により、日本全国に伝わり、それぞれの地域の土人形、郷土玩具の原型となったといわれています。
江戸日本橋を代表する永徳斎の雛飾り。江戸の東の方の人形は関東大震災や東京大空襲で焼けてしまい、残っているものはとても貴重だとか。
上がりかまちの奥にある、7段飾りのお雛様。昭和40年代のものだそうです。
掛け軸のお雛様
紙で出来たお雛様。折り方はネットでも検索できるようです。
紙のお雛様
壁掛け
花も紙で出来ていました。
紙製の花
貝雛の三段飾り。ここから布製の作品になります。
民家園の春の様子
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