ゆいちゃんの「とんぼのめがね」

何事もない平凡な生活を切り取って行きたいと思います。

脳梗塞の夫 腕時計を3個持って行く

1月11日 7℃ -2℃ 晴れのち曇り





昨日の体温は36.5℃。この日も無事に夫と面会できました。毎回、その日の体温を気にするのは、夫が脳梗塞で倒れた日、仕事先からタクシーで駆けつけた私の体温が37℃あり、その日から2週間、病院内に入ることが出来なくなったからです。
夫と会えたのは、夫が倒れて14日後。夫が倒れた日、どうして37℃もあったのか分かりませんが、体温チェックにひっかかったら、また2週間、夫と面会できなくなるので検温するたびにドキドキです。



この日、夫のいる4階の病棟へ行くと、夫は売店にマスクを買いに行って戻ってきたところでした。私の顔を見ると、何?って顔をしてるのです。
今日は娘が面会に行く予定だったのですが、前日、あれ、あれ、あれだ、といっていたのが腕時計だと分かったので、それを届けるために娘に代わって私が来たのです。コロナ感染予防のため、面会は一日ひとり。そして10分なのです。


夫は腕時計を3個持っているのですが、どの時計なのか口で言えないので、3個とも持って行きました。すると白い腕時計を指してこれだこれだと大喜び。時計がなくて不便な思いをしていたようです。
いつもなら看護師さんが10分経ちましたよと言いに来ても、もう少しいいからと言ったりするのですが、この日は時計をもらったから帰っていいと妙にアッサリしていました。病院にも自分の失語症の病状にも慣れて落ち着いてきたのかなと思います。



失語症は相変わらずひどいのですが、そのことをボヤかなかったのは、面会時間が10分しかないのでボヤく時間がなかったからでしょう。スマホ操作もリハビリに役立つそうなのですが夫はパスワードを忘れてしまっているのでスマホが開けません。パソコンのPINもキャッシュカードの暗証番号もすっかり忘れています。



明日から私は仕事なので娘が面会に行きます。本当は孫の顔を見れば、元気になると思うのですが小さな子は面会できません。それに面会できるのは1日ひとりだけなのです。コロナには早く終わってほしいです。



悪いことが起こりました。一眼レフカメラのレンズがこの日、写真を撮影した後、こわれてピントが合わなくなってしまいました。レンズはこわれてもよいから、夫には治ってほしいです。






病院前のバス停「江田ドエル前」からの風景












夫が入院中の脳神経外科前の通り

















東山田にあるバス停に咲く「ツバキ」 




















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