電磁波の数値を調べるために 電磁波測定器なるものを購入しました。
マンションの購入を検討したとき、近くに高圧線の鉄塔のある物件があり、電磁波の影響が心配だったので数値を測定したいと思ったからです。
鉄塔近くのそのマンションは、エントランスから室内まで電磁波が危険値を超えピーピー警報が鳴りっぱなしでした。数値を調べて購入を断念してよかったと思っています。

測定器を持って夫の車でドライブすると、高圧線の鉄塔のそばを通るつど、警報が鳴り響きます。そのような危険な場所に会社があったり、お店があったり、ひどい場合、小学校があったりします。高圧線から高い数値の電磁波が出ている以上、その場にいれば逃げようがありません。

自宅の部屋を調べると使用中に強力な電磁波を出すのは、やはり電子レンジです。メーカーによって違いがありますが。電子レンジ使用時には2ｍくらい離れるようにしています。
スマホやノートパソコンは鳴りっぱなしではないものの、ちょくちょく危険値を超える電磁波が発生します。
テレビからは危険値をこえる電磁波は見られませんでした、私の家のテレビの場合です。
東横線に乗った時は座席から危険な電磁波が出続けていたので、座るのも考えものだと思いました。

電磁波による人体への影響について、日本ではまだ取り組みが遅れていますが、大きな課題とされているようです。
欧米ではいち早く、人体への影響を考えて、電磁波防護基準の法制化がなされ、電磁波測定方法の規格化が進められているとのことです。
しかし、未だに研究途中であり、確定した評価までは至っていないということですが、それでも無視できない一貫性が報告されており、一般的には人体に有害であると認められているのが現状です。

東京電力などは、人体に影響はないなどと言っているようですが、警報を出す電磁波測定器なるものが売られているところを見ると、危険と思ったほうがよいと思います。

高圧線の鉄塔。生活に必要な電気を送電してくれますが、強烈な電磁波を出しています。

電磁波測定器

ノートパソコンのキーボードの上に置くと電磁波が危険値をこえ、画面が赤くなり警報が鳴り出します。