yuibachanのブログ

100歳まで心は乙女を目指すばあさんの日記

又吉直樹「ヘウレーカ」 グリーンモンスター

又吉さんの番組「ヘウレーカ」は面白くてためになります。又吉さんの髪型もユニーク。あの面白い髪形、他では見たことないです。又吉さん独自ですね。


で、「ヘウレーカ」って何? 
  「ヘウレーカ」とは、わかった、発見したという意味らしいです。古代ギリシャの科学者アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見したときに嬉しさのあまり裸で「ヘウレーカ!」(古代語の εuρηκα)と叫びながら街中を走った、にちなんでいるらしいのです。
へぇ~~!! 








「イヌノフグリはどこへ行った?」という回では、恐ろしいことがいわれていました。
一見、今も昔も変わらない日本の原風景だけど、ジッと目を凝らしてみると、その多くが近縁の外来種へと品種が置きかわっているという。こわいですね。植物の間でも熾烈な生存競争があって弱いものは絶滅してしまう。じわじわと弱い植物はこの世から消えてしまっているのです。


逆に日本の在来種がアメリカに渡って爆発的に増え、アメリカの植物を次々に枯らして増え続け、問題になっているともいっていました。
問題になっている植物はクズです。アメリカでは「ジャパニーズ グリーンモンスター」と呼ばれ、そうとう迷惑がられています。


植物学者である塚谷裕一さんは、近年急激に速度を早めるこの“侵略的外来種”の進出による絶滅に警鐘を促していました。





アメリカでグリーンモンスターと呼ばれている「クズ」。クズだらけなのでビックリです。(◎_◎;)

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巻きつくものを求めて、どんどん増えて続けて行くモンスターのようなクズ。

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1876年のフィラデルフィア万国博覧会で明治政府が日本館を出展した際、会場装飾用としてクズが持ち込まれ、それをきっかけに東屋やポーチなどの装飾用として、クズが人気となったそうです。
1930年代には河川の土壌をせき止めるためや土砂流出を防ぐ目的でまたたく間に普及し、それが制御できなくなった現在、クズが地上を覆いつくすようになったそうで、なんとその面積は3万㎢、九州より少し狭いくらいの面積にクズがびっしり生えているということです。


日本でもクズに困っている現状があります。過去に太陽光発電所のパワーコンディショナーにツルが入り込み、発電が停止してしまったことがあるそうです。


日本でもクズはいたるところで見かけます。日本の場合はかならず冬が来るので、そこで繁殖が一旦ストップします。しかし、それでもクズだらけになっている木や塀、電柱、野原をよく見かけます。


クズの成長をとめ除去するには、防草シートを使うのがよいそうで、植物は光合成を行って成長するので、防草シートで太陽光を遮断し、雑草の成長を防ぐのだそうです。
土手のグランドなどにシートが引いてあるのを見かけることがありますが、あれは防草シートだったのですね。





家の近くで見かけるクズ









散歩の時に見かけるクズ






グリーンの葉はキレイだし、クズは葛粉、葛根湯なども作れるでとても有益な植物だと思います。しかしクズに巻きつかれた木は枯れてしまう、クズの下に生えている草花も死んでしまう。クズの半端じゃない繁殖力さえなければ、平和なのにと思います。他の植物にとってクズほど恐ろしい植物はないですね。






以下の画像も散歩時、見かけるクズです。











クズのこと、少し「ヘウレーカ」、わかったような気がします(^O^)/







ご訪問いただき、ありかとうございます😊

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