いい人はいいね 伊豆の踊子
「サフィール踊り子号」に乗って快適に過ごされたというBonneさんのブログを読んで、「サフィール踊り子号」に無性に乗りたくなりました。
これが「エクスプレス伊豆号」とかいう名前だったら、乗りたいとは思わなかったでしょう。「踊り子号」という文学的な名がついているから、ワクワクするようなサムシングが期待できそうで乗りたくなるのです。
川端康成の作品は学生時代にたくさん読みましたが、読んだ作品はぼんやりとしか思い出せません。しかし、「伊豆の踊子」だけはよく覚えています。作中で踊り子がいった「いい人はいいね」。この台詞を語るシーンが大好きで、この台詞のせいで、「伊豆の踊子」は私の好きな作品となっています。
「いい人」は、私の中でやさしい人と解釈しているのですが、同じくらい好きな台詞はこちらです↓
「やさしくなれなかったら、生きている資格がない 」
レイモンド・チャンドラーの小説の主人公フィリップ・マーロウの台詞です。
自分はいい人かな?
生きる資格があるのかな?
いい人でもないし、生きる資格もないような私ですが、いい人でありたいと願っています😊
豪華な車両の「サフィール踊り子号」(画像はお借りしています)
自然や文化、歴史などが魅力として存在する伊豆。時間があったら、「サフィール踊り子」に乗ってステキな伊豆を楽しみに行きたいですね。
サフィールとは、「サファイヤ」を意味するフランス語だそうで、宝石のサファイヤのように青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージしているようです。
この命名、「JR東日本」、なかなか、やりますね。