ヒガンバナ シロバナマンジュシャゲ
もし宇宙人が地球にやってきて初めてお花を見たとしたら、気持ち悪く感じるかもしれません。日本人にとって心地よく聞こえる虫の声が外国人にとってやかましく聞こえるように。
彼岸花は花の中でも変わった形をしています。花びらから放射線状にヒゲのようなものが無数に伸びていまいす。宇宙人はこの花を特に気味悪く感じるかもしれません。
ヒガンバナは名前も変わっています。彼岸とはあの世のこと。死の世界です。つまり死の世界の花という意味になります。
ヒガンバナの別名・地方名・方言での呼ばれ方は数百から1000種以上あるらしく、葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事花、蛇花、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨て子花(すてごばな)、灯籠花(とうろうばな)、天蓋花など、不吉な別名が多いです。奇麗な花なのに可哀そうです。
地下の鱗茎(球根)に強い毒性のみられる有毒植物であり、かつては救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べていたそうです。彼岸花の由来は、これを食べた後は彼岸(死)しかないという意味もあるそうです。
地獄花、幽霊花…、ひどい呼ばれ方ですね😢
球根に強い毒性があるせいでしょうか?
シロバナマンジュシャゲ
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