フヨウ(芙蓉)
散歩に出かけるとフヨウの低木にたくさんの蕾がついていました。いつ咲くのかなと楽しみにしていたら、2、3日前から花を咲かせ始めました。
フヨウは昔から美しい女性の例えとして使われてきたそうですが、まさに華奢で繊細でいまにも壊れてしまいそうな美人のイメージですね。多くの歌人にも美女のたたずまいとして詠われてきたようです。
美しいピンク色の大輪の花で夏を代表するフヨウですが、同じアオイ科のムクゲとよく似ていて、よく間違えそうにになります。
雌しべの先が5本に分かれ上向きに曲がっているのがフヨウで、真っ直ぐ伸びているがムクゲ。葉は、五角形で大きさが花と同じ位か大きめがフヨウ、葉の縁にのこぎりの歯のようなぎざぎざの切り込みがあり、 花より小さく、濃い緑色がムクゲだということです。
フヨウの花言葉は『繊細な美』『しとやかな恋人』