yuibachanのブログ

100歳まで心は乙女を目指すばあさんの日記

いつくしみ深き

YouTubeで森山良子さんの歌う、賛美歌312番「いつくしみ深き」を聴きました。
 美しい歌声をじっと聴いていると、イエス様はクリスチャンでもない私たちの祈りにまで応え、重荷をとってくださるような気がして、涙が出て来ます。


聖書では、イエス様は病気の人を治されたり、時には死んだ人を生き返らせたり、たくさんの奇跡を起こして、人を苦しみからお救いになられたとあります。お亡くなり復活されてから奇跡はありません。
もし、再び姿を現され、病に苦しむ人を救ってくださったり、あまりに早く命を失ってしまった子どもたちを生き返らせてくださったら、どんなに素晴らしいでしょう。
いつくしみ深きがあまりに素晴らしい曲なので、こんなことを思ってしまいました。



朝ドラのエールの主人公が音さんとはじめて出会った時、音さんもこの曲を歌っていましたね。結婚式でこの曲を歌って、よい曲だと記憶されている方も多いと思います。
古い賛美歌なのかなと思い、この曲について調べて見ました。



作詞したのはジョセフ・スクライヴェン (1819 - 1886) という人で、アイルランドに生まれ、25歳の時にカナダに移住し、学校で教鞭を取っていたようです。
この曲は結婚直前に婚約者を亡くされた作詞者が、深い悲しみ、失望のどん底の苦しみの中でイエス・キリストに激しく祈り、全ての苦しみをイエスにゆだねた時に生まれた詩なのだそうです。
悲しみや困難が訪れたときに、イエス・キリストはいつでも見守っていますよ。そういう思いが込められているそうです。とても良い詩です。それに、それほど古い賛美歌ではないのですね。



「いつくしみ深き」賛美歌312番の歌詞



慈しみ深き 友なるイエスは
罪 咎 憂いを 取り去りたもう。
心の嘆きを 包まず述べて
などかは下さぬ 負える重荷を。



慈しみ深き 友なるイエスは
我らの弱きを 知りて憐む。
悩み悲しみに 沈めるときも
祈りにこたえて 慰めたまわん。



慈しみ深き 友なるイエスは
かわらぬ愛もて 導きたもう。
世の友われらを 捨て去るときも
祈りにこたえて 労りたまわん。








森山良子さんの歌声が美しくて心が洗われるようです。

「賛美歌312番」いつくしみ深き 森山良子

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