べらぼう『箱入娘面屋人魚』『塩売文太物語』
べらぼうは面白いですね。大河ドラマというより、Eテレを見ているようで私たちの知らない江戸時代が見られて、ありがた山です。
毎回、へぇ~わぁ~と思いながらドラマを観ています。前回の百人一首をパロディ化する演出も素晴らしかったです。興味の幅が広がって、色々調べたくなり勉強になります。
100カメにもありましたが総勢100人超で撮った俄祭りの回が素晴らしかったです。
「可能な限り生き生きと映像に」ということで、蔦重が発刊した絵本『明月余情』を研究して映像化したということです。スケールの大きな「芸能の戦い」になっていました。もう絶賛するしかないです。
脚本家の森下佳子さん、源内、蔦重、喜三次を生き生きと描いていますね。特に喜三二がいい。面白いことを閃いた時のワクワクした表情がたまらなく好きです。
それから寺田心くん演じる松平定信、田沼時代の後に彼の時代が来ますが、心くんでどう描かれるのか待ち遠しいです。
本はたくさんの幸せを運んできますね。
蔦重重三郎が版元として出版した本に『箱入娘面屋人魚』(はこいりむすめめんやにんぎや)があります。
顔は美女、体は魚の遊女が出て来る話。アンデルセンの人魚姫は悲しいですが、こちらは笑えます。最後はハッピーエンドです。
べらぼうに『箱入娘面屋人魚』出版の顛末が描かれたらよいのにと思います。
「人魚」を描いてみました。ちょっと可愛すぎ。
少し不気味にしてみました。こんな感じですよね。
本物の絵はこちら↓です。さらに不気味です。
「箱入娘面屋人魚」は、竜宮城で乙姫と夫婦になった浦島太郎が美しい鯉と浮気して生まれた娘、顔が美女で体は魚の「人魚」が主人公。
この娘は結婚したり、遊女になって花魁道中したり、客から生臭いといって嫌われたり、とにかくメチャクチャはじけているので笑えちゃいます。これなら今でも楽しく読めますね。
詳しい内容はこちらから読めます。↓
上のサイトで読めない方は、こちらで↓
浦島太郎の子どもが人面魚遊女に!『箱入娘面屋人魚』のストーリーが斜め上すぎる | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
この時代には面白い本がたくさんあったようです。江戸の作家たちは凄い!!
蔦重との思い出の詰まった『塩売文太物語』。瀬川がボロボロになるまで読んでいた本です。最後は本を置いて「おさらばえ」って去って行っちゃいましたが…
瀬川が読んでいた本。興味のある方は、こちらからご覧ください。↓ 朗読でも聴くことが出来ます。
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久々の更新です。なかなか自分の時間が取れなくて、やっと取れた時間は貴重なので、ブログでなくやりたいことをやっています。スミマセン。
それでもご縁のあったブロガーさんとつながっていたいので、月1回か2回でも更新したいと思っています
そんないい加減なわたしですが、よろしくお願いいたします。(*- -)(*_ _)ペコリ
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