yuibachanのブログ

100歳まで心は乙女を目指すばあさんの日記

山田富士という富士塚 夫も登っていた 山田富士公園



富士塚は富士信仰にもとづき、富士山に模して造られた人工の山や塚のこと。
江戸時代には一般的に「お富士さん」などと呼ばれ、現代では「ミニチュア富士」などとも呼ばれているそうです。


江戸時代につくられた富士塚が、北山田公園にもあるというので見に行ってきました。
山田富士という名の富士塚ですが、山田富士公園の中にあると思ったら、公園の隣に入り口があり、そこから延々と続く階段を登って行くとありました。息切れしながら休み休み登りました。


山田富士に登って写真を撮り家に帰ってから、山田富士という富士塚に登って来たよと夫に自慢気に話したら、「オレも登ったぞ」との返事。
へえ~、高くて危険な富士塚まで夫は散歩に行ったのかと驚きました。
夫が一人でそんなところまで歩いて行けるようになったことは嬉しいことでもあります。
夫の脳梗塞による失語症は思うように回復しませんが、それでも行動範囲が広くなり、積極的に出歩いていることは喜ばしいです。


夫のリハビリや夫がらみの雑用がない時はすきま時間を利用して私も好きなところに出かけられるようになりました。夫が2月に退院した時とは大きな違いです。





山田富士へ行くには、北山田駅の近くとは思えないくらい、木々の生い茂った寂びれたところを登って行きます。人気がないので怖いくらいです。







このような階段がずっと続きます。





ようやく階段が下りになっているところへ着きました。




降りて来た階段



振り返ってみると、後ろに山田富士が見えました。



頂上で男の人が背伸びをしていました。山田富士は写真ではそれほど高く見えませんが、画像で見るよりずっと高く、階段も急だったので慎重に登らなくては危険でした。



火口もありました。雨水がたまり、雑草が生えています。




手すりもなく高さもあるので、足を滑らせると危険だと思い、撮影したらサッサと降りることにしました。


下り道は楽でした。




公園を出てから、見かけたシュウメイギク





バンジー



ガーベラ




夫が急な階段を上って山田富士まで行っていたなんて、本当に驚きでした。
まもなく夫が脳梗塞で倒れてから1年になります。
MRIの画像を見た医師からはこれほどひどい脳の損傷があるのに歩いたりしゃべったりしているのは奇跡だといわれています。
今回はとても驚かされましたが、来年はもっと驚くほど回復してほしいと思います。
本人はとても努力しているので、今でも順調に良くなって来てはいるのですが…





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